この写真の鳩はわたしの見つけたベストオブ鳩です。カモメ柄です。
今日はみんな大好きな鳩について書いていきます。
鼻のポッチとか気になりますよね。
我が家は去年ベランダに鳩が巣を作って大変でした。
※鳩の巣を勝手に処分するのは違法なので・・・
ただのフン製造機じゃない!?ドバトの情報とトリビア
はじめに:パンくず欲しさに一族をあげて接近中
「ハトって、平和の象徴じゃん」
「公園とか駅前にいるアレでしょ?」
「ちょっと寄ってくる距離、近すぎない?」
──そんなあなた、ドバトのことを甘く見すぎてます。
この生き物、見た目は地味、動きはゆるい。
でもその実態は…
- 飛行スキル:一級品
- 帰巣本能:GPS搭載レベル
- 社会性:超コミュ力高い
- 人間との共存能力:都市対応型Sランク
つまり、ドバトは「ただの鳥」じゃなく、都市進化型モンスターなのです!
基本情報:そのへんにいるのに意外とすごい

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Columba livia domestica |
| 英名 | Rock Pigeon / Feral Pigeon(ドバト) |
| 分類 | ハト科カワラバト属 |
| 出身 | 原種は中東~南ヨーロッパ |
| サイズ | 体長30〜35cm、体重300〜400g前後 |
| 特技 | 群れ行動、帰巣本能、遠慮のない距離感 |
| 現在地 | 地球のほぼすべての都市部 |
今あなたの家の近くにいるそのハトも、実は数千年の歴史を持つ改良型。
原種は「カワラバト」という野生種で、古代メソポタミアあたりで人間に飼い慣らされたのが始まりとされています。
「ただの野鳥」と思ったら…人間の歴史に深く関わってます
ドバトはただの野良じゃありません。
むしろ、人類との歴史的付き合いがとんでもなく長いのです。
- 古代エジプト:神聖な鳥として神殿で飼育
- 中世ヨーロッパ:メッセンジャーとして大活躍
- 戦争時代:伝書バトとして敵陣を突破
- 現代日本:エサをねだりに観光地へ集結中
そう、ドバトは飼われて、逃げて、定着して、今に至るというほぼ人間由来の野生動物。
この流れ、ペット→外来種→準市民という出世魚ならぬ出世鳥的ポジションです。
人間の暮らしに寄り添っていくことで数を増やしてきた鳥なんですよね。

スゴ技いっぱい:その辺のカラスにも負けません
◎ 帰巣本能はマジでガチ
伝書バトとして使われてきただけあり、地図もスマホもないのに数百キロ先から自力で帰ってこれる超方向感覚の持ち主。
地磁気、太陽、地形…複数のナビ手段を駆使して帰ってきます。
◎ 実は飛ぶのめちゃくちゃ上手い
ホバリング、急旋回、高速滑空──全部こなせる「空のマルチアスリート」。
カラスより運動性能は高いとも言われます。
種類によって飛び方がもっとすごいのもいます。
◎ 繁殖力が鬼
巣さえあれば年に何度も繁殖でき、2週間でヒナがかえり、たった1ヶ月で飛べるようになります。
卵から孵ったなーと思ったらいつの間にかこぶし大の雛になってます。
しかも巣がめちゃくちゃ雑だから巣作りも早い。
そのスピード感、企業のPDCAも見習ってほしいレベル。

人間社会との軋轢:フン害問題とグレーな存在感
そんな有能すぎるドバトですが、現代社会ではちょっと厄介な存在でもあります。
- 駅やベンチでフンを大量投下
- 寺社仏閣の屋根をフンで白塗り
- 餌やりおじさんに群がって景観を支配
こうして「迷惑動物」としても取り上げられるように。
その一方で、法的には野鳥として鳥獣保護法の対象。
勝手に駆除や巣の撤去をするとアウトなケースもあります。
それでも愛される理由:近すぎるあの距離感
◎ すぐ寄ってくる
人間を怖がらず、平気で足元を歩くそのナチュラルパーソナルスペース破壊力はもはや才能。
◎ 表情がかわいい
よく見ると目は丸くて、首をふにゃふにゃ動かして、ぽってり体型で、けっこう愛らしい。
首の羽がビューティー。柄と模様に個性がありカワイイ。
◎ 謎にペア行動が多い
たいてい2羽セットでいるのも、どこか仲良し感があって憎めません。
トリビア:ドバトのすごい&笑える雑学
- 首のブンブン運動はバランス保持&視界安定のため
- 羽の色バリエーションは100種以上
- 実はオスメスの見分け、人間にはほぼ不可能
- 鳴き声は「ポーポーポー」じゃなく「グルッグル…」
- 赤ちゃんはピジョンミルクという謎の液体で育つ(ゲボみたいなあれ)
わたしの推しポイント:鼻のポッチ「ろう膜(ろうまく)」

ドバトや他のハト類にある、くちばしの付け根にある白っぽいふくらみ。
これ、実はただの飾りじゃなくて、「ろう膜(ろうまく)」という器官なんです。
- 正式名称:ろう膜(英語:cere)
- 位置:くちばしの付け根、鼻孔(鼻の穴)の周辺
- 構造:やや柔らかく、皮膚が分厚くなったような部分
- 色:白〜ベージュ〜ピンク系(個体差あり)
ろう膜の役割は主に
・砂ぼこりや異物が鼻に入らないようにフィルター的な役割を果たす
・雨や水しぶきの侵入を防ぐ
と言われています。
ろう膜(ろうまく)トリビア
| 豆知識 | 内容 |
|---|---|
| 他の鳥にもあるの? | インコやオウム、フクロウなどにも見られます(※種類によって形状や色は異なる) |
| 病気のサインにもなる | ろう膜がガサガサだったり、変色していたりすると呼吸器系の病気の可能性あり(飼育時はチェックポイントに) |
| 羽毛が生えない理由 | 呼吸の妨げになるため、ろう膜部分には基本的に羽が生えません。だからあの部分だけ“ツルン”としてるんです。 |
都市との共存:共生か、規制か、それが問題だ
現在、日本各地でドバト問題への対応が進んでいます。
- 餌やり禁止条例の制定
- 駅や橋にネット・トゲ設置
- 繁殖抑制策(人工卵の導入など)
ただし、ドバトが悪いわけではなく、人間側が飼い、増やし、放置した結果でもあります。
だからこそ、「敵」としてではなく「共生する相手」として考える必要があるのです。
まとめ:ドバトは“都市進化型サバイバー”
- 地球規模で拡散中
- 人間に寄り添い、人間の隙を突く
- それでいて、どこか愛らしく、時に迷惑
そんなドバトは、私たちの暮らしの鏡なのかもしれません。
私たちが都市をどう作り、どう扱うか───
それは、ドバトの行動を見ていればわかる。
パンくず一つ、フンひとつが、都市の未来を映し出すのです。

